カクテルが素晴らしい！ホテル内バー「The Lobbyist」@チェンマイ

Last Updated on 2025年8月11日 by sts

はじめに

チェンマイ中心部のニマンヘミン通りから小道に少し入ったところにあるホテル内バー「The Lobbyist」に行って来たので、レビューしたいと思います。

ホテル内バー「The Lobbyist」 @チェンマイ

チェンマイ中心部のニマンヘミン通りから小道に少し入ったところに、ホテル内バー「The Lobbyist」 はあります。小道はニマンヘミン ソイ2とソイ4の間にある「Sukkasem通り」という小道です。ソイ番号が振られていないことから、新しくできた通りなのではと思います。

ニマンヘミン通りは全長約1.6kmの大通りです。大通り沿いと各ソイの中には雑貨屋、洋服屋、レストラン、ホテル等が立ち並んでおり、散歩やショッピングに人気のエリアとなっています。Sukkasem通りにはホテルや飲食店が多い印象です。

The Lobbyistは「ニマンマイデザインホテルチェンマイ」というホテルの1階ロビーで営業されているバーです。ニマンマイデザインホテルは、ニマンヘミン通りでショッピングをする際の拠点として重宝するホテルだと思います。

The Lobbyistは昼間は普通のホテルのロビーなのですが、夜になるとライトを落とした素敵な雰囲気に一変し、バーが始まります。レセプションのホテルマンが本格的なバーテンダーになるから驚きです。しかもその腕前は平凡なものではなく、様々な技法を駆使する素晴らしいバーテンダーです。その場にいた2人に聞くと、どちらもバーテンダーの経験者とのことでした。

「The Lobbyist」のメニュー（写真、値段、レビュー）

カクテルは通常350B+ですが、私が行ったときは時間問わず1Buy1GetFreeでした。確かなところはわかりませんが、常時あるいは長期間やっているようでした。

「Mango Sticky Rice (マンゴー・もち米)」というカクテルをいただきました。タイ語で言うと「カオニャオマムアン」、マンゴーにココナッツミルクなどで甘く味付けしたもち米を添えたタイで人気のデザートにインスピレーションを受けたカクテルだそうです。甘くて美味しい！カオニャオマムアンがよく表現されていました。

「Typical Lanna (典型的なラーンナー)」というカクテルをいただきました。Lanna(ラーンナー)は古くチェンマイ周辺に栄えた王朝で、チェンマイ王朝とも呼ばれるそうです。チェンマイあるいはタイを思わせる「ベールフルーツ、レモングラス、ラーンナーロンガン、パンダン」といった植物由来の材料が入ったカクテルのようでした。

「Dragon Treasure (龍の宝)」というカクテルをいただきました。中国のハーブや漢方をベースとしたカクテルとのことでした。「アニス(八角)、クローブ、花椒、大棗」が入っているそうです。かなりクセが強いカクテルでしたが健康に良さそうでしたし、他のカクテルの合間の変わり種として良いかなと思いました。

「London Twilight (ロンドンの夕暮れ)」というカクテルをいただきました。バーテンダーさんに聞くと、このバーの看板メニューとのことでした。ジンベースのアップルカクテルに様々な細工をしたカクテルらしく、シンプルに美味しいカクテルでした。この日はホテルに泊まったのですがウェルカムドリンクにはノンアルコール版のこのカクテルが供されます。

「Dawn of Japan (日本の夜明け)」というカクテルをいただきました。日本酒に様々ミックスしたカクテルで、かなり強めのカクテルでした。

なお、カクテル以外にもビールやワイン、ソフトドリンクが冷蔵庫に貯蔵されており、様々なスナックが棚に配置されていました。

「The Lobbyist」のおすすめ度

何かの役に立つかなと思い、食べログに倣って点数を付けてみます。チェンマイのホテル内バー「The Lobbyist」は、個人的には食べログ3.6くらいに相当するかなと、メモを残しておいてみることにします。

何と言ってもカクテルがどれも本格的で美味しく、高評価ポイントです。バーの雰囲気もバーテンダーの接客もとても良いです。一方で、カクテル以外はドリンクもフードもあまりありません。軽くカクテルを楽しむバーということで訪れれば問題ないかなと思います。

おわりに

チェンマイのホテル内バー「The Lobbyist」は、ホテル内で本格的で美味しいカクテルが楽しめるバーです。バー好きな方だけでなく、ショッピング後のひと休憩にもおすすめです。