ホルモン大量！タイ式火鍋専門店「ヘンチュンセン」@クロントゥーイ市場

Last Updated on 2025年3月5日 by sts

はじめに

MRTシリキット女王国際展示場駅から徒歩約16分にあるタイ式火鍋専門店「ヘンチュンセン」に行って来たので、レビューしたいと思います。

タイ式火鍋専門店「ヘンチュンセン」@クロントゥーイ市場

MRTシリキット女王国際展示場駅から徒歩約16分のところに、タイ式火鍋専門店「ヘンチュンセン」はあります。MRTシリキット女王国際展示場駅からクロントゥーイ市場を少し突っ切った奥手になります。

看板を見ると、タイ語で「ヘンチュンセン」と書かれた横に、漢字で「王春盛」と併記されています。以前から何でだろうと気になっていたのでタイ人の友人に聞いてみたのですが、この類のレストランは概ね中国系タイ人が営んでいるのだそうです。アソークのガイトートの有名店「トンリー(同利)」や、プロンポンのミシュラン連続受賞のクイッティアオ専門店「ルンルアン(泰栄)」もそうでした。ヘンチュンセンは、中国の火鍋(ホットポット)が看板メニューですが店舗は中華料理店ではなく、オープンエアーなタイ食堂です。「タイ式火鍋」というのが適切かもしれません。鍋の種類から、「モーファイ鍋」と呼ぶこともあるようです。

ヘンチュンセンは、サントンコーサ通り(Sunthonkosa Road)商店街に並ぶオープンエアーなタイ食堂です。エアコンはありません。私達が行ったのは平日11時過ぎでしたがすでに20人ほどの行列ができており、30分ほど並びました。トイレは行っていないのでわかりませんが、店舗の外見から、あまりきれいではなさそうな気がします。様式が違うかもしれません。日本人は私達以外にいませんでした。メニューは英語併記で、スタッフには英語が通じました。ただしホルモンの部位は英語で馴染みがないと思うので、Google翻訳を活用しましょう。Google翻訳でもうまくいかないときは、検索やGoogleレンズを活用しましょう。

「ヘンチュンセン」のメニュー（写真、値段、レビュー）

並んでいる間に近くのコンビニ(セブンイレブン)で、ビールを買いました。Googleマップを読むと以前はビールを置いていた時期もあったようですが、今は無いようです。

また、行列の脇にサテ屋台があったので買いました。20本120B、火鍋を待っている間、ビールのツマミに最高でした。小さ目なので、10本か20本かで迷ったら20本で良いと思います。

「火鍋セット(牛) 200B」を頼みました。上で少し触れたモーファイ鍋1台に、スープと食材が注がれています。食材は牛煮込みと牛ホルモン各種、空芯菜、だったと思います。モーファイ鍋の真ん中には煙突上に伸びた空洞があり、その中に炭火が焚べられていました。食材は十分煮込まれていたので、炭火はおまけくらいな雰囲気です。ただ、食を重ね炭火が消えそうになったときには新しい炭火を焚べてくれました。

上述の火鍋セットを食べて、具材がなくなったら「Additional dish (追加食材)」を追加で入れていきます。「牛煮込み」「シマチョウ」「センマイ」など色々と注文しましたが、牛の火鍋の場合はどれも1皿60Bでした。ホルモンはクロントゥーイ市場で仕入れているのか、下ごしらえがしっかりしているのかわかりませんが、何の臭みも雑味もありませんでした。

食後に回転寿司方式で精算します。腹いっぱい食べ、「センミー 10B」「バミー 15B」で〆め、男4人で900Bくらいでした。この満足感でこの値段は安いと思います。コストパフォーマンス抜群です！

なお牛の他に豚もあり、火鍋セット180B、追加食材50Bとなります。次回試してみたいと思います。

「ヘンチュンセン」のおすすめ度

何かの役に立つかなと思い、食べログに倣って点数を付けてみます。MRTシリキット女王国際展示場駅下車クロントゥーイ市場近くのタイ式火鍋専門店「ヘンチュンセン」は、個人的には食べログ3.7くらいに相当するかなと、メモを残しておいてみることにします。

タイ式火鍋がとにかく美味くビールと合う点、値段が安くコストパフォーマンスの良い点が、高評価ポイントです。一方で、タイ食堂ということでいくつかのハードルはあります。経験者に連れられて一度行ってしまえば、次は大丈夫だと思います。

おわりに

クロントゥーイ市場近くのタイ式火鍋専門店「ヘンチュンセン」は、ホルモンや火鍋が好きな人におすすめです。ホルモンたっぷりの火鍋は、ビールによく合います！